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THE8も涙、周震南も涙 再び交錯するそれぞれの思い そして誰も想像しなかった衝撃の結末へ 潮音战纪 第5話(1)

潮音战纪(Chao Yin Zhan Ji)第5話のあらすじ(1)です。今回から番組が2時間になったので、分割して更新していこうと思います。

 

潮音战第5話のあらすじ(2)

潮音战第5話のあらすじ(3)

 

音楽バトル+リアリティー番組の潮音战纪ですが、この回からリアリティ部分が急展開。誰も想像しなかった衝撃の事態へと発展していきます。

今回の見どころは、新しくなったペアごとに披露される個性あふれるステージと、再登場の秘密室での人間模様です。ここからのステージは、ジュンが苦しみながら少しづつ殻を破っていく感じだとしたら、ミンハオはいきなり魅力爆発、もう誰も止められない、そんな感じです。以下、完全にネタばれです。(内容は完全な翻訳ではなく、私の解釈による要点のまとめです)

  

潮音战纪 第5話(1)

前回、全チームが2回戦のステージを終え、いよいよミンハオが誰を選ぶのか…というところで終了しました。今回はその続きからです。

 

ミンハオの選択

 前回、秘密室で憧れのJony Jと50分も話し込んだミンハオ。しかし、その時の返事は「自分はまだ宫阁とやりたい」という残念なものでした。しかし、今の状況は、もしミンハオが指名しても、Jony Jに拒否する権利はありません。

さあ、どうするミンハオ…

 

ミンハオの選択の瞬間

 

 

ミンハオが選んだのは、

周震南でした


ミンハオ「どうしてJony Jをあきらめたのか?あきらめたというよりは、Jony Jの気持ちを優先しました」。冷静に状況を分析し、自分を希望してくれた周震南を選んだようです。

 

そして、4位だったJony Jと宫阁がペアの維持を希望したので、自動的に5位の周興哲とジェイソンも引き続き同じペアで戦うことになりました。

 

3回戦の組み合わせ

3回戦の組み合わせ表

周震南とTHE8/ジュンとイェナン/サムエルとと伍嘉成/宫阁とJony J/ジェイソンと周興哲

 

今回のテーマ:「音源Attack」

新しいペアが決まったメンバーたちに、今回のテーマが発表されます。今回のテーマは「音源アタック」。あらかじめ与えられた課題曲を、現代の若者のセンスで、トレンディーな曲に編曲しなければなりません。そして今回はさらに、得点方法が特別で、3回戦で1位を取れば、一夜にして総ポイント数でも1位に躍り出る、大逆転のチャンスです。(詳細は複雑なので割愛)

 

用意された音源は3種
(1)映画「ラストエンペラー」のテーマ曲
(2)きらきら星
(3)テレビ番組「アニマル・ワールド」のテーマ曲 "Just Blue" (フランスのエレクトロニックバンド 'Space' の曲)

 

みんなで課題曲を試聴します。
ラストエンペラーのテーマに反応したのは宫阁。ジェイソンもこの曲のアレンジが思い浮かんだようです。逆に、若い男子たちは薄い反応。ジュンも、これはJony Jたちにいいねと言っています。

ジュン:この曲は違うでしょう?
イェナン:ちょっと重いね

 

若い男子たちは、きらきら星に良い反応を見せます。対して、Jony Jたちは興味がない様子。宫阁はあくびまでしています。

 

3曲目の "Just Blue" が掛かった瞬間、周震南は「Jony J兄さん、絶対これにしてください」と推薦します。

ジュン:どれが気に入った?
イェナン:もし僕だったら2番目のやつを選ぶ
ジュン:あのモーツァルトのやつ? 

なんだか、とてもイェナンを気遣ってあげている雰囲気の今日のジュン。
 

そして、現在獲得している熱愛ポイントが多い順に、曲を選んでいきます。1位はミンハオと周震南。しかし、ここでこの2人が選んだ曲は、他のチームは選べなくなると発表され、メンバーたちは衝撃を受けます。

2人が選んだのは、きらきら星でした。これで他のチームは、きらきら星を選べなくなります。

きらきら星を狙っていた、サムエルと伍嘉成は大パニック。対してお兄さんチームは一安心。Jony J「唯一興味がないやつだった。あの2人が僕たちが欲しいやつを取るわけないよ」と、余裕の発言。

 

次の選択順は、サムエルと伍嘉成。ジュンが、2人に編曲しやすいのは3曲目じゃないかと、パニクる弟たちに助け舟を出します。ジュンのアドバイスに従って3曲目の "Just Blue" を選ぶ2人。再びほっとするジェイソン。

 

次に選択するのは、Jony Jと宫阁。予定通り、ラストエンペラーのテーマを選びました。残っているのは、ラストエンペラーかアニマル・ワールドです。

 

ジュンとイェナンが、自分たちのスタイルに合うのは1曲目じゃないかと相談するのが聞こえてしまった、1曲目狙いのジェイソンと周興哲。次の選択順は、ジュンとイェナンです。ジェイソンの妨害にもめげず、ジュンたちが選んだのは1曲目のラストエンペラーのテーマ。自動的に、ジェイソンと周興哲はアニマル・ワールドの"Just Blue" に決まりました。

ジェイソン「本当に嫌だ…」
周興哲「なんのアイデアも浮かばない…」

納得がいかない様子の2人に、ジュンが「こっちにしますか?」と交換の意思を見せますが、スタッフに交換は認められないと言われてしまいます。

 

<各チームの課題曲まとめ>

周震南とミンハオ>きらきら星

サムエルと伍嘉成>Just Blue(アニマル・ワールド)

Jony Jと宫阁>ラストエンペラーのテーマ

ジュンとイェナン>ラストエンペラーのテーマ

ジェイソンと周興哲>Just Blue(アニマル・ワールド)

 

 

 

練習室で

ジェイソンと周興哲

黙々と準備し始める周興哲に対し、Jony Jと宫阁と同じ曲で勝負したかったジェイソンは、まだ不満が止まりません。ちょっと回復に時間が必要と言って、練習室を出て行ってしまいます。

ジェイソン「本当に本当に本当にどうしてもラストエンペラーの曲が獲りたかった。試聴したとき、自分のための曲だと思った。でも…なくなってしまって…」

周興哲「あまりうれしくはなかった。なぜか分からないけど、嬉しくない気持ちでいっぱいだった。僕たちは、1回目のペアも2回目のペアも選べなかったし、また、今度は曲まで選べなかった。編曲なんてする気分じゃなかった」

 


 

しかし、時間がないのでとにかく一人でレコーディング室に向かう周興哲。ジェイソンも戻ってきました。寝ているジェイソンに、周興哲が話し合おうと声を掛けます。

ジェイソン「ビートもメロディも、普段自分が慣れているものとはまったく違いました。どうやって作業したらいいか見当がつきませんでした」

 

とにかく、指を動かしてみる周興哲。すると突然、ジェイソンがひらめきました。
ジェイソン「きみの音を聞いていたら、雄大な愛みたいなのものを感じた。動物園の動物たちが、故郷は大自然なのに、突然オリの中に入れられて、毎日人間に見られて生きることがつらい。人間がそこに気づいてくれるのを待ってるような感じ」

 ジェイソンは続けます。
「動物の視点で始めるのはどう?例えば犬。飼い主にはたくさん友達がいるけど、自分には飼い主しかいない」

そのアイディアにピンときた周興哲。「僕はショパンという名前の犬を飼っています。デビューするときに飼いました。うちに来た時はまだほんの2か月で、いつも一緒に居なきゃいけないまだ赤ちゃんで。僕たちは、2人で一緒に成長しました。僕の人生にすごく重要な存在です」

次第に、アイディアが浮かび始めるジェイソンと周興哲。ショパンの視点で作り始めました。テーマは"No body knows(誰も知らない)"です。

 

調子よく作業している2人のもとに、周震南がやって来ました。

周興哲「いつ帰ってくるかも分からない~」 (ショパンの気持ちを歌い中)

周興哲:他のチームに内容をばらしちゃいけないんだよ
周震南:なにも聞いてない。ただ、寝てるだけ

でもやっぱり、知りたい周震南。自分たちも見せるという条件で、ちょっとだけ歌詞を見せてもらいました。

周震南:これいいね
周興哲:でしょ?

 

サムエルと伍嘉成

練習室で、作業中の2人。伍嘉成は一生懸命、アニマル・ワールドは、中国人なら誰でも知っている有名な番組だと、サムエルに英語で説明しようとしますが、あまり上手くいきません。自然に翻訳機を持ってきたサムエルにちょっとショック。

翻訳機を装着したサムエルと話し合います。時間がないことに焦る2人。

サムエル:英語の歌詞に慣れるのにどれくらいかかる?
伍嘉成:全然難しくない、大丈夫 (テロップ:本当ですか?)

 

サムエル:僕たちは助け合って良い結果が得られると思う
伍嘉成:(なぜか爆笑)OK

 

ジュンとイェナン

ミッションカードをもう一度見たいと言うイェナン。同じ曲を選んだJony Jと宫阁の出方が気になります。

ジュン:この曲を聞いたときに、正直あの2人がどういうステージにするのか想像できた。だから、僕たちは違いを出すために…、歴史を使うのがいいと思う。これは、中国の歴史を外から見た人の感覚だから
イェナン:映画もそうだね

 

ジュン「Jony Jと宫阁がこの曲を選んだのを見たとき、彼らと同じ曲で勝負するべきかどうか悩みました。でも、完成した曲は完全に種類が違うはずだと思いました」

 

ジュン:昔、本で読んだんだこの歴史の背景について。最後の皇帝はとても波乱の人生だった。最初は皇帝として生まれたのに、最後は飾りのようになってしまう。"The Last Blossom" っていう曲知ってる?あの歌詞の意味は、蟻でも人間でもアイドルでも神様でも、結局みんな同じということ。そういう考え方が、この2曲に共通していると思う。どんなに偉大な皇帝だとしても…
イェナン:言いたいことは分かる
ジュン:この方向でいい?
イェナン:いいと思う

 

イェナン「ジュンは今回のステージのために、たくさん意見を出してくれました。本当にいろいろ考えてくれた。ジュンのリードで、良いステージに出来ると信じています」

ジュン「僕は、例えばミンハオみたいなタイプと一緒の時は、一歩引いて静かにアシストするタイプ。でも、パートナーが大人しいタイプだった場合は、僕が主導権を握って相手をリードして、意見もはっきり言います」

 

Jony Jと宫阁

ジュンたちと同じく、ラストエンペラーのテーマを選択した2人。こちらも、これは外国人の視点の曲だと話し合っています。Jony Jは、最初に外国人がこの曲を作ったと知った時に、こんなに東洋の文化をよく理解しているのかとショックを受けたそう。宫阁も、ラストエンペラーのサントラは大好きで、外国人が3人参加していると言っています。特に坂本龍一は、彼のスーパーアイドルだそうです。

 

今晩中に終わらせられると、やる気満々で作業を始めた2人。しかし、なんと使おうと思っていた自分たちの音源がなぜか削除され、使用できなくなっていました。想定外の事態に、やる気も削がれ、代わりの音源も見つからず、険悪ムードが高まります。刻々と迫る締め切りの時間。ついにJony Jは、まだ録音もしていない未公開の音源を使うことを決意しました。そこから一気に勢いに乗った2人。Jony J「自分たちの間にはケミストリーを感じている」

宫阁:今度、僕に1曲書いてくれない?
Jony J:もちろん

 

宫阁「一度作業を始めたら、すごくスムーズに行きました」
Jony J「”すごく” じゃないです。”ものすごく” です」(いたずらっぽく)
宫阁 (笑)

 


 

3回戦前日、2人の部屋に、ミンハオと周震南が遊びに来ました。なんとJony Jがトラップバージョンのきらきら星を見せてくれると言います。

 

ミンハオ「驚いたし、とても興味深かったです」
周震南「すごくよかった。でも僕たちは勝ちます」
ミンハオ「(周震南は)若くてワイルドなんです」
周震南(不敵な笑み)

 

トラップバージョンを披露するJony J

 

 


 

 同じラストエンペラーのテーマを選んだ、ジュンとイェナンのアレンジが気になるJony J。彼らの声のタイプから、どんな編曲にするのか想像もつかないと言います。周興哲とジェイソンのほうが向いてたんじゃないか、なんでこれを選んだのかと疑問でいっぱいです。ジュンたちのパフォーマンスが本当に楽しみだと言います。

 

周興哲たちの練習室から漏れ聞こえてくるピアノの音を分析する2人。このチームのことも気になっています。

 

宫阁「僕たちと同じ手法で、僕たち以上にうまくやれるチームはないと思う。だから、他のチームがどんな編曲をしてくるのか、本当に楽しみです」

サムエルと伍嘉成の部屋の前で目が点になる2人。

宫阁:彼らが選んだ曲はなんだっけ?
Jony J:アニマル・ワールド
宫阁:どうやってあの歌とアニマル・ワールドを合わせるの?
Jony J:わからない。たぶん、無理やり?

 

その時のサムエルと伍嘉成の歌声(ビハインド映像)

 

 潮音战纪 第5話のあらすじ(2)へ続く